CALENDER

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  
<< February 2019 >>

仁比そうへいムービー


カウンター

ブログパーツUL5
2009年3月1日から

CATEGORIES

アーカイブス

2019.02.27 Wednesday

命あるうちに救済を 水俣病患者らが院内集会

0

     

     熊本県と新潟県で有機水銀の中毒被害を受けた水俣病患者らが2月27日、集会を国会内で開き、国に被害の認定と救済を求めました。環境省の担当者が出席。日本共産党の市田忠義副委員長・参院議員と仁比聡平、武田良介両参院議員、田村貴昭衆院議員のほか、立憲民主、国民民主、社民各党の国会議員が参加しました。

     

     水俣病公式確認から62年経過しましたが、認定されていない被害者がおり、そのうちの1860人が裁判をたたかっています。国は昨年5月、日本神経学会に「水俣病の潜伏期間は長くても数年であろう」と問い合わせ、神経学会が肯定する内容の回答書を裁判所に提出したことがわかっています。近年に発症した被害者を認定しない目的と考えられます。

     

     患者らは「国はにせ患者探しをしているようだ。私たちの要求に沿って全住民の健康調査をしてほしい」「国は被害者救済よりも裁判に勝つことだけを考えているのか」と口々に訴えました。

     

    (仁比議員の挨拶動画はコチラ)

     

     仁比氏は「政府は被害者の線引きをして切り捨ててきた態度に固執する態度を改めなければならない。生きているうちの解決が焦眉の課題だ。超党派で問題解決に全力を尽くしたい」。

     

     市田氏は「神経学会の回答は国に都合のよいものだ。患者を切り捨てる考え方が根底に横たわっている。環境省は被害者の立場に立ってほしい」と述べました。(しんぶん赤旗 2019年2月28日)


    2019.02.24 Sunday

    県議4へ藤本予定候補を 山口・宇部でつどい 仁比参院議員が訴え

    0

       

       日本共産党の仁比そうへい参院議員は2月24日、4月の山口県議選で2増の4議席をめざす藤本かずのり予定候補(宇部市区、定数5)の必勝めざし同市吉部で開かれた「春を呼ぶくすのきの集い」で訴えました。「安倍政権を終わらせる大勝負の統一地方選、参院選に勝利し、暮らしと命を本当に大切にする政治ののろしをあげよう」と呼びかけました。

       

       仁比氏は「消費税10%への増税は暮らしと経済をどん底に突き落とす。社会保障をお荷物のようにゆがめる政治は大間違いで、充実させれば地域経済に好循環をつくる力にもなる」と強調。安倍農政は農山村をいっそう疲弊させると指摘し、「所得と価格保障で、食べていける農業、後継者が暮らしていけるふるさとにしよう」と呼びかけました。

       

       

       藤本氏は、世界的な脱炭素の流れに逆行する同市への石炭火力発電所建設計画を批判。「不要不急の事業はやめ、暮らしと福祉最優先の県政の実現に直ちに取り組みたい」と力を込めました。

       

       4月の市議選で現有4議席確保をめざす時田ようすけ、藤井たけしの両市議が参加しました。(しんぶん赤旗 2019年2月26日)

       


      2019.02.23 Saturday

      恒久的な枠組み実現へ連帯 小池書記局長・仁比参院議員・あべ選挙区予定候補が被害者と懇談 熊本市

      0

         

         「ノーモアーミナマタ第2次熊本訴訟」の森正直原告団長ら20人は2月23日、日本共産党の小池晃書記局長、仁比そうへい参院議員、山本伸裕熊本県議、無所属で参院熊本選挙区・あべ広美予定候補(弁護士)と熊本市で懇談し、すべての被害者救済に向けた支援、協力を要請しました。

         

         森団長は、第1陣の提訴から6年がたち、長期化する裁判での原告の高齢化(平均72歳)は深刻だとして、「国政を通じ、一日も早い被害者全員の救済に力を貸してほしい」と求めました。

         

         小池書記局長は、1987年に水俣市で行われた水俣病大検診に民医連の医師として参加したと紹介し、「地域に限定のない被害の広がりがよくわかた」と発言。民間医師団の懸命な努力で被害の全体像を明らかにしてきた到達点を踏まえ、全面解決に向けて「国は責任ある対応をしなければならない」と語りました。患者が高齢化する中、「医療だけでなく生活、介護も含め改善の道を探っていく必要がある」とのべました。

         

         仁比議員は、国が日本神経学会に被害者の主張を否定させる働きかけまで行い、被害者救済を地域や生まれた年代で線引きすることにこだわり続けていると批判しました。

         

         ノーモア訴訟の弁護団としてともにたたかっている、あべ氏は、公害の原点といわれる水俣病できちんとした救済ができなければ、この先、原発事故も含め犠牲者は報われないと指摘。恒久的な救済の枠組み実現に向けて「みなさんのだたかいと連帯していきたい」と話しました。

         

         懇談では、熊本県天草市の女性(78)が、15歳のころから水俣病特有の手の震えやこむら返り、難聴などの症状に苦しみ、水俣病だと判明するまでは「こんな体に産んだと親を恨んだこともあった」と告白。救済を実現させることで「私たちを助けて」と訴えました。(しんぶん赤旗 2019年2月26日)


        | 1/5PAGES | >>