2014.04.29 Tuesday
諫早開門サボる国を批判 長崎の訴訟支援する会が総会 仁比参院議員発言
「よみがえれ!有明海訴訟」を支援する長崎の会は4月29日、2014年度総会を長崎県諌早市で開き、約50人が参加しました。
馬奈木昭雄弁護団長と吉野隆二郎弁護士が講演。吉野氏は、国が漁業被害を認めず、あいまいな態度で、開門準備工事をサボタージュし続けてきた現状を批判。2カ月以内の開門と開門しない場合の制裁金を命じた佐賀地裁の決定(11日)について、「当たり前のことが通った」と強調しました。馬奈木氏は「国民世論をつくる運動が求められる」と話し、全国民に働きかける必要性を訴えました。
日本共産党から仁比聡平参院議員や堀江ひとみ県議らが参加。仁比氏は「開門と有明海再生を求める国会内のネットワークづくりが必要」と強調しました。
来賓の小長井漁協の松永秀則さん(60)と日本共産党の中野太陽諌早市議が開門への決意をのべました。
開門確定判決完全履行と直ちに開門準備工事への着手を求める声明を採択しました。(しんぶん赤旗 2014年5月1日)
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