2013.12.27 Friday
環境破壊の瀬戸石ダム撤去を 仁比議員が流域住民と懇談 熊本・八代市
日本共産党の仁比聡平参院議員は12月27日、環境破壊や水害の原因と批判を集め、来年3月に水利権が切れる電源開発の瀬戸石ダム(芦北町・球磨村)の問題で流域住民と熊本県八代市で懇談しました。
瀬戸石ダムは、有害でしかないと撤去の進む荒瀬ダムと同様に堆砂処理や護岸整備などの早急な対応が必要とされる「総合判定A」のダムですが、電源開発は国に水利権更新を申請しています。
仁比氏は、ダムの引き起こす人工災害の防止は設置者の責任で水利権更新の条件でもあると指摘。「深刻な事態を引き起こし、危険性の指摘を受けながら処理計画もなく被害を放置する電源開発にはダムの管理を任せられない」とのべました。
住民らは「ダム建設以前の川は青ノリやアユ、ウナギの宝庫だった」(毛利正二さん)、「家をかさ上げして洪水対策しても、堆砂で河床が上昇すれば5、6年後の安全は保障されない」(72歳男性)などとダム撤去を求める発言をしました。
松岡徹県議、笹本さえ子八代市議、坂本登芦北町議が同席しました。(しんぶん赤旗 2013年12月29日)
- トピックス
- comments(0)
- -
- -
- -