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2011.10.23 Sunday

原発や貧困を考える講演 香川革新懇

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     香川革新懇は10月23日、高松市で講演と音楽のつどいを開き、280人が参加しました。

     作家の雨宮処凛さんが、原発事故や一向に改善されない貧困格差問題について思いを話しました。日本共産党の仁比聡平前参院議員が国政報告しました。

     雨宮さんは青年革新懇の田辺健一さんをインタビュアーに、自らもデモに参加する原発反対の思いや「自分を否定する」など生きづらさの問題をスライドも使って説明。「派遣労働で最低賃金法違反や制服の強制購入の体験者が組合をつくり派遣会社自体を変えた」をあげ、「労働者の権利、生活保護の権利もきちんと教えるべきだ」と強調しました。

     仁比前議員は「政府は原発をなくす政治決断を迫ろう」と呼びかけ。東日本大震災にボランティアに加わった参加者が報告、地元で活躍する歌手の萌音さん(17)も登壇しました。

     高松市の香川大学医学部生(26)は「原発災害を気にする人としない人で分断が起きていることを初めて知った。心に響いた」と話していました。(しんぶん赤旗 2011年10月26日)


    2011.10.19 Wednesday

    水曜随想 開門反対派との対話

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       諫早湾干拓事業をめぐる「漁民と農民の対立」などの疑問にこたえ、民主党政権の「自民党返り」と「農漁共存の段階的開門」の展望を、小論「有明海問題の現局面―開門義務は揺らがない」(『議会と自治体』10月号)にまとめました。

       8月下旬の豪雨で、また諫早市森山地区に深刻な湛水(たんすい)被害が起こりました。国と県は「防災も農業用水も潮受け堤防で解決する」といって事業を押しつけましたが、実際には大雨のたびに被害が繰り返されています。国がいうのとは逆に、洪水時には調整機能を失った調整池からの逆流で低平地に被害が集中するのではないか、とも考えられるのです。

       今月13日、直接実情を聞こうと現地を訪ねたところ、一貫して事業推進と開門阻止の先頭に立ってきた高橋徳男さん(諌早干拓土地改良区理事長)たちから、思わぬ出迎えをしていただきました。テレビでも法廷でもない、現場での開門反対派と私たち開門派との初めての出会いでした。

       森山地区のご先祖が祭られ、明治以来3度の干拓地を一望できる五穀公園にまず私たちを案内した高橋さんは、ほとばしるように「農水省は間違っている」「旧干拓地は置き去りにされてきた」と、昭和38年入植以来の干拓営農者の苦闘を語り続けました。

       「近くのため池から水を引く」と約束しながらほごにし、代わりの水の手当てもせずに入植者を置き去りにした国。大干ばつ時、1週間水を貸してもらうのにどれほど頭を下げたか。狭い排水路が古い堤防でさえぎられている国の設計のずさんざ。かつて地下水くみあげで70センチ以上地盤沈下したのに、なお300メートルの深井戸をいう国への怒り…。

       排水路整備とポンプ増強を迫った私の国会質問(2009年5月)も喜ばれました。無責任で不誠実な国の姿勢こそが問題解決の桎梏(しっこく)となっています。農水大臣こそ直接現地に立っで苦闘の歴史と経験に学び、事業の具体化を指示すべきなのです。

       人間同士。対話の土台は十分にあります。誠実な対話の発展を心から願っています。(しんぶん赤旗 2011年10月19日)

      2011.10.16 Sunday

      原発ゼロの共同を 笠井氏講演 鳥取県赤旗まつり

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         第10回鳥取県「赤旗まつり」が10月16日、米子市湊山公園で開かれ、約千人が参加しました。

         日本共産党の笠井亮衆院議員(党原発・エネルギー問題対策委員会責任者)が記念講演し、石村智子衆院比例中国ブロック予定候補、岩永なおゆき鳥取1区予定候補が決意を表明しました。

         笠井氏は、九州電力のやらせメール問題について詳しく語り、原発の再稼働と輸出をストップさせてきた日本共産党の国会論戦と「しんぶん赤旗」報道、草の根の運動の役割の重要性を強調。再稼働について「法律を守る意識の薄い電力会社が危険な原発を持つことほどこわいことはない。ウソつきの電力会社が安全性をテストし、やらせ常習の保安院が評価し、情報を隠す原子力安全委員会が確認し、しろうとの首相や大臣が判断することに、国民の納得は得られない」と指摘し、原発ゼロと再生可能な自然エネルギーの急速な普及に向けて国民的共同をつくろうと呼びかけました。

         シンポジウム「どうなる、どうする原発ゼロと自然エネルギー、私たちのくらし」では、NPO法人フォレストアカデミージャパンの狩野宏副理事長、ナノ・オプトエナジーの久保田仁工場長、弁護士の仁比そうへい前参院議員、新日本婦人の会の原展代さんがパネリストを務め、島根大学の上園昌武教授のコーディネートで活発に討論しました。

         岩手県山田町の木村洋子町議が「被災地の“いま”」を報告。中央舞台では、松平晃さんのトランペット演奏、倉吉9条バンド&ペンペン草ライブ、米子がいな太鼓、さんこ節、田植え唄などが披露され、会場はたくさんの模擬店でにぎわいました。(しんぶん赤旗 2011年10月17日)

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