CALENDER

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< January 2010 >>

仁比そうへいムービー


カウンター

ブログパーツUL5
2009年3月1日から

CATEGORIES

アーカイブス

2010.01.31 Sunday

福岡 深刻な介護現場 仁比議員調査/寝たきりなのにサービス削られ、「薬で逝ったほうが・・・」

0
     「現場は待ったなしだ!」。2月4日、日本共産党の仁比そうへい議員は参院決算委員会で、介護現場の深刻な実態を取り上げました。この質問準備で仁比議員は、1月31日、福岡県内の複数の介護施設を訪ねました。

     「助けてください…」。福岡県田川市の女性(78)は、介護ベッドに横たわったまま、開口一番、仁比さんにこう訴えました。

     ■ □

     女性は、63歳のとき、脳梗塞(こうそく)を患い、左半身が不自由です。一昨年秋、転倒して左大腿(だいたい)骨を骨折。ほぼ寝たきり状態です。

     これまでの介護度は「3」。毎日ヘルパー訪問か、デイサービスを受けていましたが、この2月から介護度は「2」に切り下げられ、サービスは週6回に。日曜のサービスが完全になくなり、実質2日間、寝たきりの状態で一人過ごすことになります。

     女性は涙を浮かべました。「薬を飲ませてもらってポッと逝ったほうがマシです」

     女性は生活保護を受けています。電気代節約のためか、部屋の電気をつけようとしません。カーテンは閉めたまま、日中でも部屋は真っ暗。「朝から晩まで寝たままで、日を拝むことがない」と話します。

     県介護保険広域連合の冊子では、2006年度の高齢化率は23・1%、11年度には25%になると推計。一方で、要支援・要介護認定率(高齢者に占める認定者数)は、06年度の21・5%から、11年度には18・8%に認定率は「減少傾向」としています。

     これに対し生活介護支援センター「まごころ」(田川市)の岩田艶子施設長は、認定率を下げる介護予算のあり方に疑問を呈し、サービス切り捨てが逆に「重度化」を招くと警鐘を鳴らします。

     仁比議員は、「介護の『水際作戦』だ。制度を破壊している」と語っていました。

     介護老人福祉施設の従事者の平均給与額は28万1800円(今年1月、厚労省発表)。同省は昨年4月の介護報酬改定後、約9千円増えたとしています。

     ■ □

     「どういう施設を調べたのか」。福岡市東区の特別養護老人ホーム「いきいき八田」で働く男性職員は首をかしげます。

     同施設では、勤続年数「3年未満」の職員が約6割を占め、生活実態が「苦しい」「やや苦しい」とした職員が8割を超えました。

     32歳の女性介護職員は、「夜勤帯は2人勤務。1時間で二十数回のコールがなり、座る間もない重労働です」と話します。利用者の横で仮眠することもしばしば。「看護も、介護も、同じ命にかかわる仕事です」と訴えます。

     和田峯ゆき江事務長は、「介護で必要とされるのは、医療とはまた違った『専門性』、その人を熟知する『個別性』だ」と強調していました。(しんぶん赤旗 西日本のページ 2010年2月6日)

    2010.01.31 Sunday

    現場の声が原動力/仁比議員奔走

    0
        仁比そうへい参院議員・比例候補は1月31日、終日、福岡県田川市と福岡市内の介護施設3カ所を訪問・調査し、「高齢者が人間らしく生きられる介護制度」を目指し、現場の声、要求に耳を傾けました。

       ある施設長は、高齢化社会が進む一方、要支援・要介護認定者が減らされ続けて、逆に介護を必要とする「重症化」を招いていると訴え、介護保険制度と予算のあり方に疑問を呈しました。

       仁比さんは「介護の『水際作戦』が起きている。制度が介護を壊している」と応じました。

       別の施設職員からは、介護労働に対する、社会的な評価の低さ、低賃金に希望を失い、「展望が持てない」など、切実な声が出されました。

       仁比さんは、昨年末、肝炎対策基本法の成立で国会をリードしました。「派遣切り」された労働者の実態と苦悩を政府にぶつけ、鳩山首相から「積極的に動いてみたい」との答弁を引き出しました。

       「国会活動の原動力は現場の声と要求だ」。仁比さんのモットーです。昨年12月、福岡市で開かれた党と後援会の「参院選スタート集会」で、徹底した“現場主義”を貫く決意をあらためて宣言し、実践中です。

       西日本17県のたたかいの“現場”になくてはならない議員です。(しんぶん赤旗 西日本のページ 2010年2月3日)

      2010.01.30 Saturday

      税金のムダをなくし、市民のくらしに/福岡・糸島市議選 3氏必勝へ演説会

      0
        仁比議員訴え

         3市町合併による福岡県糸島市の発足(1月1日)を受け、市議選(定数24)が7日告示(14日投票)されます。1月30日には、仁比そうへい参院議員を迎えて、党市議候補3人の必勝へ、演説会が2カ所で開かれました。

         旧前原市選挙区は定数15(3減)、旧二丈町選挙区は定数4(9減)。旧前原市で開かれた演鋭会では、古川忠正候補(61)=現=が、「市民が不況で苦しんでいるときに一部の企業だけもうけさせる政治をやめさせましょう。国保税引き下げなどに全力をあげます」と訴えました。

         いとう千代子候補(52)=現=は「税金のムダ遣いをなくし、市民のために主張する日本共産党の議席を必ず守りぬきます」と力を込めました。

         仁比氏は、「前原市議団が『前原の風』を発行し、議会をガラス張りにして市政を揺り動かしてきました。2人を議会に送り出しムダ適いの中央ルート建設をやめさせましょう」と呼びかけました。

         旧二丈町の演説会では、ひわだ正子候補(71)=現=が「市政アンケート」で住民要望をまとめ、旧二丈町長などに申し入れた、と報告。恵まれた自然と歴史のロマンあふれた地域である糸島で、かけがえのない自然環境を破壊する「白糸地獄」での「残土捨て場」に反対を表明し、国保税の引き下げ、「ぐるりんバス」の充実などの公約実現を訴えました。

         仁比氏は「二丈の声を市政に真っすぐ届けるには、ひわださんの議席がどうしても必要です」と呼びかけました。(しんぶん赤旗西日本のページ2010年2月3日)

        | 1/11PAGES | >>