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2018.06.12 Tuesday

成年年齢の引き下げ 不当な契約から保護を 仁比参院議員 

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    (質問動画はコチラ

     日本共産党の仁比聡平議員は6月12日の参院法務委員会で、民法改定案(13日成立)による成年年齢の引き下げに伴い、18、19歳の若者を不当な契約から保護する対策が必要だと迫りました。

     

     仁比氏は、アダルトビデオ出演強要や消費者被害からの保護では、改定案が18、19歳を対象から外した「未成年者取消権」が極めて有効な機能を果たしてきたと指摘。国民生活センターの「成人になると巻き込まれやすくなる消費者トラブル」と題する資料を示し、業者に必ずもうかると言われた若い女性が、商材を売るホームページの製作費50万円を振り込んだ事例についてただしました。

     

     消費者庁の井内正敏総括審議官は、消費者契約法や特定商取引法で「取り消しの対象となりうる」と答弁。仁比氏は「立証責任を負うのは被害者である18、19歳の若者だ」と述べ、政府が言う消費者教育だけでは保護できないと強調しました。

     

     仁比氏は「若年者が不当な契約から免れられなければ自立が阻害される。そうならない仕組みをどうつくるのか」と追及。上川陽子法相は「被害を生ずる恐れは否定できない」としながら、教育の充実以外の具体的対策は示しませんでした。

     

     上川法相はアダルトビデオ出演を強制される法的根拠は存在しないとして「関係府省対策会議などで法的対策を検討し実現していきたい」と述べました。(しんぶん赤旗 2018年6月18日)


    2018.06.12 Tuesday

    民法改定案に反対/仁比参院議員 成年引き下げ対策不十分/参院委で可決

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       参院法務委員会は6月12日、成年年齢を18歳に引き下げる民法改定案を採決し、自民、公明、維新の賛成で可決しました。

      反対討論に立った日本共産党の仁比聡平議員は、成年年齢の18歳への引き下げは若者の自己決定権を拡大する積極的な意義を持つものだが、「成年年齢引き下げに伴う問題に対する対策は不十分だ」として、同法案に国民的な合意は成立していないと強調しました。

      (質問動画はコチラ

       

       仁比氏は、「とりわけ、未成年者が法律行為によってどんなに失敗しても『20歳になっていなかった』と証明すれば取り消せる『未成年者取消権』が、悪質業者も20歳未満の若者には手をだせない“鉄壁の防波堤”の役割を果たしてきた。これが18歳未満に引き下げられる影響は重大だ」と厳しく指摘しました。

       

       仁比氏は、本法案提出の契機は2007年の第1次安倍政権による改憲手続き法の強行だと指摘。自民党が衆院本会議で、成年年齢引き下げに伴う弊害について「本法案の審議で議論することは時期遅れ」と述べたことに対し、「参考人からも『耳を疑う暴論』という声が上がっており、もってのほかだ」と批判しました。

       

       反対討論に先立って仁比氏は質疑終局反対の討論を行い、参考人質疑での数々の問題提起や、審議を通じて不当な契約の拘束からいかに解放できるかなどの問題意識が共有され始めたところだと述べ、「法案の賛否にかかわらず若者をふくめ広範な国民の声を聞き審議を深めることが国会の責務だ」と訴え、徹底審議を求めました。

       

       同委員会は、今後2年以内に、消費者の知識・経験・判断力不足などにつけこんで勧誘し、契約を締結させた場合の取消権創設などを政府に求める付帯決議を全会一致で採択しました。(しんぶん赤旗 2018年6月13日)


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