基地強化許さない 沖縄知事選必勝へ決意 基地問題で学習交流会
「沖縄県知事選必勝、九州・沖縄の基地強化を許さない」をテーマに日本共産党国会議員団九州・沖縄ブロック事務所は8月19日、九州・沖縄8県をオンラインでつないで基地問題の学習交流会を開きました。
赤嶺政賢、田村貴昭両衆院議員、仁比聡平参院議員があいさつ。知事選必勝の決意を語った赤嶺議員は、県政奪還を狙う政府・与党は期日前投票と知事選・沖縄統一地方選一体の戦略で企業の締め付けや大量動員を行っており、地方選の候補者数も相手側が多数だが、「『オール沖縄』の力が草の根で存在している。その力を引き出して勝利する」と力を込めました。
基地対策委員会の小泉親司責任者は、ウクライナ危機に乗じた岸田内閣の大軍拡計画に国民世論は不安と疑問を持っていると指摘。九州・沖縄での基地大増強はアメリカの「台湾有事」軍事態勢の具体化であり、「米中軍事対決」に巻き込まれると解明し、九州・沖縄を二度と戦場(いくさば)にしない世論と運動をと呼ひかけました。
交流では「日出生台の実弾砲撃演習で情報が一切だされず、米兵の自由外出も行われた」(大分)、「市街地上空を米軍機が飛行する事態に」(熊本)、「飛行停止になったオスプレイの佐賀空港配備など許されない」(佐賀)など住民との矛盾の
広がりがだされました。
「馬毛島の米軍訓練移転・自衛隊基地建設で、市長は反対の公約を守れとの運動をすすめている」(鹿児島)、「西海市崎戸町の観光地の公園まで使った陸自水陸機動団の訓練を中止に追い込んだ」(長崎)、「築城基地の米軍基地化を許さないと党派を超えた運動をすすめている」(福岡)、「空自新田原基地の米軍基地反対の一点で運動をすすめている」(宮崎)などの経験がだされました。(しんぶん赤旗 2022年8月26日)
- 米軍問題(基地・訓練・事件)
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