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2022.12.23 Friday

全域除染求める 党福島チーム 双葉・大熊町で懇談

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     東京電力福島第1原発事故から11年9カ月が過ぎ、現地調査に入っている日本共産党国会議員団福島チームは12月23日、立地自治体の双葉、大熊両町を懇談に訪れました。

     

     9月に新庁舎を町内に開設した双葉町は、事故前に約7千人いた居住者が約50人に。帰還意向調査で「戻る」が11%、「判断できない」「戻らない」が8割超です。伊沢史朗町長は「戻りたくないのでなく、戻りたくても戻れない」と告白し、戻れるよう住宅整備や企業誘致などを進めていると紹介しました。

     

     町の85%が「帰還困難区域」のままです。国は特定復興再生拠点以外では住民の帰還意向があることを除染の実施条件としています。伊沢町長は「“除染して戻れる環境にするのが本筋”との声があり、もっともな話。被害者がちゃんと救済されることが原理原則、当たり前です」と全域除染を求めました。

     

     大熊町では、島和広副町長らが応対。住宅や学校整備に加え、「全町避難で故郷を追われる痛みを経験したからこそ、気候変動で同じ痛みが生まれてほしくない」と温室効果ガス削減に力を入れる考えを示しました。

     

     懇談には、笠井亮、塩川鉄也両衆院議員、岩渕友、仁比聡平両参院議員、神山悦子、吉田英策両県議が参加。笠井氏は「福島の事故がなかったかのようにする岸田政権の『原発回帰』方針を撤回させ、国と東電が事故収束・廃炉から暮らし・地域の再建まで責任を果たすよう求め、皆さんの復興の取り組みを後押しできるよう力を尽くす」と表明しました。(しんぶん赤旗 2022年12月24日)


    2022.12.22 Thursday

    汚染水海洋放出中止を 党国会議員団福島チーム 原発構内を視察

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       来春以降に東京電力福島第1原発事故の汚染水(アルプス処理水)海洋放出が狙われているなか、日本共産党国会議員団福島チームは22日、原発構内を視察しました。

       

       笠井亮、塩川鉄也両衆院議員と岩渕友、仁比聡平、山添拓各参院議員、神山悦子、吉田英策両福島県議が参加しました。

       

       水素爆発が起きた原子炉建屋の周りには大きなガレキがいまだに残り、案内した担当者は「全て撤去しないと、核燃料を取り出せない」と説明。敷地内にはタンク約1000基、廃棄物の入ったコンテナが立ち並び、廃炉に向けた課題が山積している様子が見られました。

       

       汚染水の海洋放出に向けた約1キロの海底トンネルの掘削が進められ、沖合には放出口となる位置に水中構造物が設置されていました。

       

       視察後、議員団は東電に対し、多くの関係者、県民が反対している海洋放出は中止すべきだと要請。汚染水発生を止めるための「広域遮水壁」の設置などで抜本対策を早急にとり、「英知を結集してほしい」と求めました。(しんぶん赤旗 2022年12月23日)


      2018.06.19 Tuesday

      奇跡の海 壊さないで 上関原発中止求め署名提出

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         中国電力が山口県上関町田ノ浦を埋め立て、上関原発をつくろうとしている問題で、上関の自然を守る会(高島美登里代表)など4団体は6月19日、建設中止を求めて5月中旬から始めた署名3万6303人分を経済産業省に提出し、参院議員会館で集会を開きました。

         

         署名は同団体と、原発に反対する上関町民の会、上関原発を建てさせない祝島島民の会、原水爆禁止山口県民会議が呼びかけて行ったもの。カンムリウミスズメ、スナメリなど希少な生き物が暮らす“奇跡の海”、田ノ浦を壊すなとして、▽上関原発建設中止▽国のエネルギー政策に「新規立地計画中止」を盛り込むことを求めています。

         

         署名を受け取った経産省の担当者は「現段階で原発の新増設は考えていない」と述べました。「守る会」の高島代表が「政府のエネルギー政策の中で上関原発の扱いが決まっていく。山口県知事は埋め立て許可期限を延長しており、油断は禁物。100年後の未来の子どもたちに豊かな自然を残したい」と訴えました。

         

         日本共産党の仁比聡平参院議員が参加。「野党共同で提出した原発ゼロ法案の成立へ全力を尽くす」とあいさつしました。

         

         上関原発計画 中国電力が山口県上関町の沖合約14万平方メートルを埋め立てて2基(ともに熱出力137・3万キロワット)をつくる計画。11年の東日本大震災、東京電力福島第1原発事故により工事は中断しましたが、16年8月に村岡嗣政(つぐまさ)山口県知事が埋め立て許可を19年7月まで延長しています。(しんぶん赤旗 2018年6月20日)


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