CALENDER

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

仁比そうへいムービー


カウンター

ブログパーツUL5
2009年3月1日から

CATEGORIES

アーカイブス

2022.11.03 Thursday

赤旗「クローズアップ」 鳥取 大規模風力発電計画 環境・健康・コウノトリへの影響 住民反対 市議選争点に

0

     鳥取県内では大規模風力発電事業の計画が、鳥取市中心部に近い4カ所と同市青谷(あおや)、県西部の4町(南部、伯耆、江府、日野)で進められています。鳥取市では住民の反対運動が起こり、鳥取市議選(11月13日告示、20日投票)の争点にもなっています。

     

     

     

     出力4500キロワットの風車32基、最大出力14・4万キロワットの施設が鳥取市4カ所と西部地域で、ヴィーナ・エナジーの子会社「日本風力エネルギー」が開発を進めています。青谷町の出力4万キロワットの施設は別の事業者が資材高騰を理由に計画の凍結を表明しましたが、まだ撤退したわけではありません。

     

     風力発電施設の開発は、1基につき山の尾根を縦150メートル、横100メートルにわたって切り盛りして平地にする敷地造成と、工事用道路を開設する大規模な開発です。そのため、乱開発による自然環境の破壊、土砂災害、農業用水への影響など懸念の声があがっています。

     

     周辺住民の低周波などによる健康被害が心配され、周辺で営巣する特別天然記念物のコウノトリなどへの影響が指摘されています。

     

    署名1万4千人

     

     鳥取市では、明治、東郷、神戸、西郷の4地区で計画が進められ、2020年6月、「明治のいのちを守る会」が結成されました。明治小学校PTAや明治地区区長会などが中心になり、講演会やビラの折り込み、署名運動などに取り組み、反対運動が広がりました。当初、容認姿勢だった西郷地区の立地集落も、学習会開催と運動が進むなかで「いなば西郷工芸の郷」構想への影響への懸念も広がり、地域を割ってはいけないと、西郷地区で一致して反対決議を上げました。

     

     同年10月には、明治、西郷、東郷地区の住民らが地区の反対決議と1万4千人超の署名を携え、市と県に要請しました。

     

    共産党が励ます

     

     日本共産党は、各市議、市谷知子県議が議会で取り上げ、署名に協力し、ビラを作成して地域住民に届け、講演会を開くなど、住民に連帯して運動を進めてきました。

     

     

     党鳥取県委員会は10月11日、地元と政府をオンラインでつなぎ、大規模風力発電などで交渉。鳥取市議団の伊藤幾子、岩永安子、金田靖典の各市議が衆院第1議員会館を訪れ、仁比聡平参院議員同席のもと、各担当職員が応対しました。

     

     オンラインで参加した鳥取市の地権者は、事業者から「調査で山に入るのに必要。これで風車が立つわけではない」と迫られて印鑑を押したが、全権を事業者に白紙委任する地上権設定契約だったと憤りを表明しました。

     

     交渉団は、調査のためと偽って結ばせた契約書を振りかざして住民を黙らせ、分断させ傷つけ、不安にさらしていると政府に迫りました。

     

     応対した経済産業省職員は、「ガイドラインで事業者に課した適切なコミュニケーションがはかられていない」「再エネは地域と共生して進めていくのが基本。鳥取市の方から何かあれば相談に乗る。問題を起こすような事業計画は、再エネ導入の推進を阻害する」と明言し、事業者への指導を約束しました。

     

     その後、事業者が市役所を訪れ、「適切なコミュニケーションをはかるよう努力したい」と述べ、住民運動を励ますものとなっています。(しんぶん赤旗 2022年11月3日)


    2022.07.20 Wednesday

    参院選比例当選議員に聞く 仁比聡平さん 二つの願いに応えたい

    0

       私の当確が出たのは7月11日午前6時でした。まっ先に鳴った電話は、水俣病の2次訴訟をたたかっている熊本・天草の原告団から。「とにかくうれしくて電話してしまった」と涙をこらえる声を聞きながら、3年ぶりの議席回復を実感しました。

       

       日本中の願いが詰まった重い議席です。力いっぱい6年間の任期に臨み、ともにたたかい、二つの願いに必ず応えたいと思います。

       

      戦争に勝者なし

       

       一つは改憲、大軍拡の大合唱に立ち向かって平和外交の日本をつくることです。

       

       ロシアのウクライナ侵略に、「やっぱり平和が大切」「戦争だけは絶対ダメ」と深まる国民のみなさんの思いを感じてきました。戦争に勝者はなく、政治の敗北にほかなりません。何としてもアジアと日本の平和と安定をつくりだしたい。

       

       憲法9条は戦争で亡くなった方々の遺言です。国民が求めていないのに「改憲ありき」で最も危険な「戦争する国」を上から押し付ける。改憲勢力の根本的矛盾があります。

       

       憲法は国民のものです。戦後77年の平和の夏。草の根からの運動を継承し、深め広げる先頭に立って、改憲派にとっての「黄金の3年間」を阻む大きな一歩を踏み出したいと思います。

       

      現場の声を聞き

       

       もう一つは、切実な要求を実現する「国会のとりで」になって頑張りぬくことです。

       

       現場に駆け付けてみなさんの声を聞き、苦しみを国にぶつけ、一歩でも二歩でも解決へと前進させたい。「共産党に一票を託してよかった」と喜んでもらえる仕事をし、その姿をありのまま知ってもらえるよう、特別の努力をしたいですね。

       

       先日、民商さんから、コロナ禍と物価高で会員さんの関連業者が倒産し、数百万円の被害を受けたと聞きました。無為無策の岸田政権に実態を突き付け、消費税減税・インボイス中止、抜本賃上げこそ。深刻な気候危機に災害対策も急務です。

       

       力をあわせて声を上げれば政治は必ず変えられます。「次は必ず勝つ」。先頭に立って全力を尽くします。(しんぶん赤旗 2022年7月20日)


      2022.07.07 Thursday

      候補者は訴える にひそうへい参院比例候補 平和の議席が今こそ必要

      0

         

         私は弁護士として、一人の被害者の後ろには同じように苦しむ1000人の方々がいる、被害ある限り絶対にあきらめないと、力を合わせてきました。

         

         2年を超えるコロナ危機にすさまじい物価高。みなさん、暮らしは本当に大変じゃありませんか。

         

         先日、シングルマザーのお母さんが、とうとう所持金が20円しか無くなって、赤ちゃんにミルクをあげられず、ご自身も食べられず、栄養失調で行政に保護されたという相談を伺いました。

         

         生活苦や生きづらさは自己責任ではありません。大本にあるむごい社会の仕組み、冷たい政治を一票一票の力で変える。それが今度の選挙です。

         

         物価高への一番の特効薬は消費税の5%への減税です。中小業者をつぶすインボイスなどもっての外です。

         

         茂木敏充自民党幹事長は「消費税を減税するなら年金は3割削減だ」とどう喝しましたが、とんでもありません。

         

         自公は「消費税は社会保障の財源だから」とよく言いますが、うそですね。導入から33年、消費税は476兆円も吸い上げられました。同じ間に大企業や大金持ち優遇の減税がどんどん広げられ、法人税や所得税・住民税はなんとマイナス613兆円ですよ。弱い者いじめの消費税で、その穴埋めをしてきたというのが真実です。世界の半分、90を超える国が減税しているのに、日本だけできないはずがありません。

         

         いまこそ消費税は5%に減税を。税金はもうかっている大金持ちや大企業にちゃんと負担してもらおう。その声を日本共産党に託してください。

         

         切実な暮らしには背を向け、日本の政治に起こっている大軍拡と憲法9条改悪の大合唱は重大です。専守防衛を捨て戦争する国へ。逆に戦火を呼び込み、暮らしと自由を壊す最も危険な道に真正面から立ち向かい、断固頑張りぬく平和の力、平和の議席が今こそ国会に必要です。(しんぶん赤旗 2022年7月7日 選挙特集)


        | 1/6PAGES | >>