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2018.09.05 Wednesday

水曜随想 安倍政権追い詰める秋 参議院議員 仁比聡平

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     西日本豪雨災害から2カ月。とてつもない土砂やがれきに埋まり、いまだ手付かずの集落があります。片付けこそ終えても、住宅やなりわいを再建する見通しが立ちません。

     

     その根底には、格差を広げ、増税、市町村合併や農産物輸入自由化など、地域を痛めつけてきた安倍政治があります。私たちは「民地内の土砂撤去も全額公費」「商工業者にもグループ補助金」など支援策を大きく前進させてきました。復旧復興は、被災現場から声を上げ「住民こそ主人公」の運動で政治を変えるたたかいです。

     

     

     毎年繰り返す異常気象のもと、ダムの異常放流や堤防・ため池の決壊、河道の流れを妨げた堆積土砂や樹林帯、治山ダムを乗り越えて団地を襲った土石流など、防災より大型開発偏重の公共事業や都市開発のあり方が根本から問われています。「想定外」「被災者も自己責任」など絶対に許されないのです。

     

     被災地の苦闘をよそに、「総裁選圧勝」のパフォーマンスにばかり熱中する安倍総理。抑え込まれ膝を屈していく自民党。情けない限りではありませんか。広島・長崎の平和祈念式典では、被爆地の願いと朝鮮半島の完全な非核化への激動に逆らって、核兵器禁止条約に一言も触れませんでした。「もううんざりだ」――渦巻く声を「本気の野党共闘」に実らせる秋のたたかいが始まりました。

     

     

     翁長知事の急逝で、9月30日投票でたたかわれる沖縄県知事選挙。先の県民大会は、台風接近のなか7万人が結集し、「絶対にあきらめない」「最後に根負けするのは安倍政権の方だ」という決意がみなぎりました。

     

     窮地に立たされているのは民主主義を踏みにじり続ける安倍政権の側です。これほどうそにまみれ恥を知らない政権はかつてありません。もはや総理の言葉を信頼して聞く国民はないでしょう。「次の国会に改憲案提出」「参院選前に国民投票」などを真正面からふきとばし、安倍政治を終わらせるかつてない連動を広げ、必ず勝利しましょう。(しんぶん赤旗 2018年9月5日)


    2018.08.11 Saturday

    遺志継ぎ「屈しない」 沖縄県民大会で仁比氏決意

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       8月11日に那覇市で開かれた「土砂投入を許さない! ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める県民大会」に参加した日本共産党の仁比聡平参院議員の感想と決意を紹介します。

       台風接近のなか7万人が結集した沖縄県民大会では、急逝された翁長雄志知事の座るはずだった席に、知事が生前準備していた帽子が置かれ、無念の思いが胸を突き上げました。知事の遺志を継ぎ、「絶対に屈しない」というオール沖縄の力がみなぎっていたと思います。

       

       4年前の知事選圧勝前夜、県庁前広場を埋め尽くす大群衆を前に、島ぐるみのたたかいの歴史とアイデンティティーを語り「沖縄県民の民意を示そう」と呼びかけた翁長知事の姿を、私は繰り返し思い起こしていました。

       

       「県民が基地のために土地を差し出したことは一度もない」「米軍基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因」と、辺野古新基地建設反対、普天間基地撤去、オスプレイ配備撤回の建白書実現を掲げ、揺るぎなく発展してきた民主主義の力に追い詰められているのは安倍政権の側です。

       

       土砂投入をやめさせ、沖縄統一地方選、そして県知事選の勝利のために全力を尽くします。(しんぶん赤旗 2018年8月14日)


      2018.07.18 Wednesday

      水曜随想 「被災者最優先」貫く 参議院議員 仁比聡平

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         降り始めた豪雨が京都府亀岡市で土石流をひきおこし、女性が車ごと流されて行方不明になったのが7月5日木曜日の夜でした。

         

         九州北部豪雨からちょうど1年目。熊本大地震、岩手県岩泉町の台風水害から2年。鬼怒川決壊の常総水害から3年。広島市土石流災害が4年前です。6年前にも九州北部豪雨。「もうやめてくれ」という叫びを踏みにじるように、7月6日から8日にわたって線状降水帯は異常な大雨を降らせ続け、とりわけ福岡県から広島県全域、岡山県西部、愛媛県南予地方を中心に岐阜県まで、西日本一体を悪夢のような土石流、大洪水が襲い、団地や集落、田畑や事業所を呑(の)み込み、寸断し、断水と食糧難が被災者をいっそう苦しめています。必死の捜索救助で奇跡的に命をとりとめた方々も全てを失い、亡くなられた方、行方不明の方は230人を超えています。痛恨の思いです。

         

         ハザードマップの予測どおりの浸水や土砂流入だったのに人命が守れなかった被災地がたくさんあります。ダムの異常放流、川の流れを妨げた堆積物、つくられたばかりの砂防堰堤(えんてい)や治山ダムを乗り越えて被害をもたらした土石流など、都市や公共事業のあり方が根本から問われています。

         

         連日、各地の被災現場と避難所を訪ね、猛奮闘を続ける地方議員のなかまたちと連絡をとりあいながら、被災者の要求にどう応えるか、政府と交渉し担当者と相談してきました。エアコンなど避難生活や給水の改善、敷地内の土砂撤去、医療費窓口負担の免除などが具体化し、孤立が少しずつ解消して支援が届きはじめました。

         

         されどなお被害の全容はつかめず、離島はじめ市町村広域合併の罪は深刻です。被災者に自己責任を強い置き去りにしかねない政治に被災者の怒りと要求をぶつけ、「被災者最優先」の魂を貫かさせなければなりません。

         

         酷暑のなか懸命に頑張るボランティアの方々の姿が被災者のみなさんを励ましています。一日一日前を向いていけるよう。私も頑張り続けます。(しんぶん赤旗 2018年7月18日)


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